X-MONITOR ED1

本体サイズ：95mm×35mm×18.5mm

【クロスモニターED1とは】

ISDEなどのオンタイム制エンデューロレースでのルート区間のタイム計測に特化したTMRモード(カウントダウンタイマー機能)を搭載するタイマー。事前に各ルート区間の規定時間を入力。走行中にスイッチ操作のみで残り時間を表示。残り時間が5分を切ると警告LEDが点滅。規定時間より遅れた場合には超過時間をマイナス表示。バーパッド内蔵型大型液晶モニターの採用により、走行中でもタイム確認が可能。レース前のわずらわしい時間計算やレース中のペナルティによる時間補正が不要になり、レースに集中できる。

【クロスモニターED1に搭載される計測モード】

■TMRモード
「TMRモード」は、事前に各ステージの規定時間を入力しておき、チェックポイント通過時に手元のスイッチを押すことにより、ステージ毎の残り時間を表示。残り時間が5分を切ると警告LEDが点滅。また、規定時間より遅れた場合(遅着)には超過時間をマイナス表示する。

◆LED点滅
◆マイナス表示

■LAPモード
「LAPモード」は自ら定めたスタート(ゴール)を基点とし、周回毎の走行時間を計測するモード。
計測結果(スイッチ操作後15秒間表示)を走行中に確認できるので周回練習やヒート練習に最適。

■INTモード
「INTモード」は自ら定めた区間(A地点→B地点)の通過時間を計測するモード。
計測結果を数値で比較できるので、走行ラインの選定などに最適。
苦手なコーナーなど、ポイントを絞り込み練習する場合にも有効。

【クロスモニターED1の特徴】

◆EDレースに特化
オンタイムEDレースに特化したTMRモード(カウントダウンタイマー機能)を搭載。

◆記録数
事前に各ルート区間の規定時間を入力。最大で50本分のカウントダウンタイムを記録。

◆簡単操作、自身で計測
グリップサイドに取付できるスイッチによってハンドルバーから手を離さず操作可能。走行中にいつでも好きな場所から計測スタート。

◆容易なタイム確認
視認性に優れるバーパッド内蔵型大型液晶モニターを採用。走行中においても一目でタイム確認が可能。毎計測時間を15秒間表示するタイムホールド機能を搭載。

◆タイムリミットLED機能
TMRモードで計測時に、残り時間が5分をきると警告LEDが点滅。

◆マイナス時間表示
あらかじめ設定したカウントダウンタイムが0(ゼロ)を通過した場合に、超過した時間をモニターに表示。

◆24時間計
デジタル表示の24時間計を装備。レースでのタイムスケジュール等の時間管理に便利。

エンデューロレースについて

エンデューロレースには大きくわけて2つのレース形式があります。そのレース形式と、クロスモニターED1をレースで使用する際の最適な計測モードをご紹介します。

■オンタイム制エンデューロとは
テスト区間※ 1の各タイムの合計にルート区間※ 2のペナルティが加算され順位が決定する競技です。
代表的なレース：ISDE 6DAYS ENDURO(FIM)、全日本ENDURO(MFJ)等

※ 1：テスト区間とは
通過する速さを競う区間です。ルート区間内に、テスト区間が数ヶ所設定されています。このテスト区間には必ず入口(スタート)と出口(ゴール)があり、ここでの通過タイムを計測します。

※ 2：ルート区間とは
指定時間内に移動するための区間であり、スピードは競いません。コースのスタート、中間地点、ゴールにチェックポイントが設けられ、それぞれのチェックポイント通過時の時刻が指定されます。各チェックポイント通過時に指定時刻よりも遅い場合(遅着)や速い場合(早着)にはペナルティがつきます。

推奨計測モード・・・・TMR
各ルート区間の指定時間をレース前に入力しておきます。レース中は各チェックポイント通過時に手元のスイッチを押す事で、計測中のルート区間の残り時間を表示します。
■クロスカントリーエンデューロとは
所定の時間を走り、走行距離(周回数)の多さを競う競技です。また、ヘアスクランブルとも呼ばれます。
代表的なレース：GNCC(AMA)、JNCC等

推奨計測モード・・・・LAP
周回ごとのLAPタイムを計測、表示するのと平行し、トータルタイムの計測、表示が可能です。
※ LAPタイムが不要な場合や残り時間を知りたい場合には、TMRモードが最適です。また、複数人で持ち時間を決めて走行する場合の時間管理にはINTモードが最適な計測モードです。

スイッチ操作のみでカウントダウンタイム計測が可能なタイマー。 リプレースメントパーツとしても使用できる。